新幹線車内でもWiMAXは利用できる?JRの無料WiFiは?

新幹線車内でもWiMAXは利用できる?JRの無料WiFiは?

新幹線車内で使える?

特に仕事でもWiMAXのモバイルWiFiルーターを利用する場合、新幹線など走行中の車内でも快適にインターネットを使えるかどうか確認したいもの。
 
WiMAXのモバイルルーターを新幹線車内でも快適に利用できれば、出張などで新幹線での移動中にWiMAXを利用して仕事をしたり、プライベートで動画を観たり、オンラインゲームを楽しめたりとWiMAX利用の幅がグッと広がりそう
 
高速移動の新幹線車内やトンネル通過中でも十分な速度で快適にWiMAXでインターネット接続できるでしょうか?このページではWiMAXの新幹線車内での接続状況を確認、また新幹線での無料WiFi利用の準備を進めるJRの取り組みについて2019年現在の最新情報を紹介します。

コンコースやホームも!WiMAXの新幹線・JR主要駅別の対応状況

基地局の増加グラフ
WiMAX2+の基地局は3万局を突破!
対応エリアが急速に拡大中

WiMAXサービスを運営するUQコミュニケーションズはサービスエリア拡大に日々取り組んでおり、WiMAX2+の屋外基地局数は3万局を突破、2019年現在も対応エリアが急速に拡大中です。
 
一方、大型商業施設や空港ターミナルビル、地下鉄の駅構内向けにWiMAXの屋内基地局も整備中。新幹線を含むJR各路線や主要駅でも、コンコースやホームでWiMAXのモバイルWiFiルーターを快適に利用できるよう、整備されています。

はじめに新幹線各路線・主要駅のWiMAX対応状況を確認しましょう。

東北新幹線(東京~新青森)・秋田新幹線(盛岡~秋田)

東北新幹線の東京駅~新青森駅までの区間の23駅各駅および秋田新幹線・秋田駅のコンコース、ホームがWiMAXの対応エリアです。

上越新幹線(東京~新潟)

上越新幹線の東京駅~新潟駅までの区間の12駅各駅のコンコース、ホームがWiMAXの対応エリアです。

山形新幹線(福島~新庄)

山形新幹線は山形駅のコンコース、ホームのみがWiMAXの対応エリア。

長野新幹線(東京~長野)

長野新幹線の東京駅~長野駅までの区間の11駅各駅のコンコース、ホームがWiMAXの対応エリアです。

走行中でもつながる?車内でのインターネット接続状況

JR主要駅や新幹線ホーム・コンコースのWiMAX対応は進んでいますが、走行中の新幹線車内でWiMAXのモバイルWiFiルーターを使ったインターネット接続はどうでしょう?実際に新幹線でWiMAXを利用された方の口コミ情報とあわせて検証します。

新幹線の車内でもWiMAXのサービスエリアの場合は接続可能

走行中の新幹線車内でもWiMAXのサービスエリア内の場合はWiMAXに接続可能で、新幹線沿線区間にWiMAXの基地局が増えるほど、高速走行中でも繋がりやすくなります。WiMAX2+の基地局は増加中でサービスエリアも拡大中、今後さらに新幹線車内でもWiMAXに接続しやすくなりそうです。

au・LTE回線を使うハイスピードプラスエリアモードでより快適に

auロゴ拡大中のWiMAX2+サービスエリアですが、さらに対応エリアの広いauのLTE回線を使用するハイスピードプラスエリアモードの利用も、WiMAXルーター端末のインターネット接続を安定化、新幹線でも快適に利用するための1つの方法。
 
ハイスピードプラスエリアモードは比較的新しい機種のWiMAXルーターのみの対応で、契約内容によりオプション料金が発生しますが、WiMAX2+の電波がやや弱い地方や山間部エリアでもauのLTE対応エリアの場所ではインターネットに接続可能で、新幹線での移動の際には便利でおすすめの通信モードです。

使い方は簡単でWiMAXのモバイルWiFiルーター端末の通信モードをハイスピードプラスエリアモードに変更するだけです。

通信量7GBを超過すると速度制限が発生する点に注意

便利なハイスピードプラスエリアモードですが通信量には注意が必要。WiMAXのギガ放題プラン契約中でもハイスピードプラスエリアモードの通信は月間7GBまでの制限があり、超過すると厳しい速度制限が発生します。新幹線車内で常時利用するよりも、接続が悪い区間に限っての利用がおすすめの活用方法です。

移動中のトンネル内は電波受信が不安定、WiMAXの通信速度も遅い

移動中の新幹線車内での問題は、トンネル内でのWiMAX接続。トンネル内はWiMAXの電波が届きづらく圏外となったり、インターネット通信が途切れるなど不安定になる様子。同じ新幹線でも都会地域を走行中は問題が少ないですが、トンネルの多い走行区間では、新幹線車内でWiMAXの電波を受信しづらく通信速度が遅い時間帯が多そうです。

常時接続が必要なオンラインゲームや高画質の動画視聴はできない?

WiMAXが急に途切れるとなると気になるのが、オンラインゲームや動画視聴。口コミ情報を確認すると、安定した常時インターネット接続が必要なサービスは新幹線車内で利用できないと考えたほうが良さそうです。
 
一方、WEBサイト閲覧やメールの送受信の場合、多少通信速度が遅い時間帯や区間があっても、新幹線でストレス無く利用できる可能性もあります。

接続しやすさはGMO・BIGLOBE・niftyなどどのプロバイダも同じ

注意点は、新幹線車内でのWiMAXの接続しやすさは、どのWiMAXプロバイダ契約でも変わらない点。これはUQ WiMAXも含め、どのプロバイダも提供するのは同じWiMAX2+通信回線利用のインターネット接続サービスだから。
 
同じ通信回線を利用するサービスである以上、GMOとくとくBBでも、BIGLOBEでも、niftyでも、どのプロバイダ契約でも新幹線車内の通信速度や対応エリアに違いは無く、また使用するモバイルWiFiルーターの機種も同じです。

WiMAXのプロバイダはUQコミュニケーションズのMVNO

UQコミュニケーションズが運営するUQ WiMAXを除き、WiMAXのプロバイダは自社で通信設備を持たず、UQコミュニケーションズが提供するWiMAX2+回線を利用して通信サービスを提供する会社。このように他社の通信設備を使ってサービス提供する事業者をMVNOと呼びます。

UQ WiMAXの契約特典!東海道新幹線で利用できるWi-Fiプレミアム

UQ WiMAXのロゴWiMAXプロバイダの本家・UQ WiMAXを契約中の場合、特に東海道新幹線車内でのWiMAX利用に嬉しいメリットがあります。これは公衆無線LANサービス「UQ Wi-Fiプレミアム」を無料オプションとして利用可能というもの。
 
UQ Wi-Fiプレミアムは全国の飲食店や主要空港・地下街などで利用可能なほか、JRの東海道新幹線や成田エクスプレス、常磐線特急電車の車内でも利用できるWi-Fiサービスで、UQ WiMAXを契約中の場合は無料で利用可能です。

UQ WiMAXでWiMAX2+料金プランの契約があれば無料利用可能

UQ WiMAXでWiMAX2+料金プランを契約する特典の1つがUQ Wi-Fiプレミアムの無料利用。公衆無線LANを利用するインターネット通信のため、自分のWiMAXモバイルWiFiルーターの通信量は増えず、通信容量を気にせずインターネット可能な点もおすすめのメリットです。

東海道新幹線N700系の車内(東京~新大阪区間)で利用可能

東海道新幹線・N700系
UQ Wi-Fiを利用できる東海道新幹線・N700系

UQ Wi-Fiプレミアムの利点が、東海道新幹線のN700系車内で利用が可能なこと。東京~新大阪の区間内では自分のWiMAXモバイルルーターを使わず、走行中の車内でUQ Wi-Fiを利用したインターネット接続が可能です。また東京~新大阪間の全17駅のコンコースや待合室、改札口付近、東京駅の新幹線ホームもUQ Wi-Fiの利用可能場所です。

最大速度は433Mbps、ただしトンネルなど通信が不安定な区間も

利用する機器によるものの通信速度は下り最大で433Mbpsと十分なスピード。ただし、UQ Wi-Fiを使った新幹線車内のインターネット接続もトンネルなどの一部区間では通信が不安定な場合もあり、常時快適にインターネット接続できるかは東海道新幹線の利用区間にもよります。

無料オプション・UQ Wi-Fiプレミアムの使い方・設定方法

なお、UQ Wi-Fiプレミアムのオプション利用には事前申請が必要。事前申請方法は、UQ WiMAX契約者だけが利用できる「My UQ」管理画面にログイン、申し込み手続きするだけ。申し込み手続き終了後、設定方法(SSIDやセキュリティキー)や接続時に設定が必要となるID・パスワードが発行され、これらを使用して新幹線車内などでUQ Wi-Fプレミアムに接続できます。

ヤマダ電機・エディオンでの契約でも同様のオプションサービス

同様の無料WiFiサービスを、ヤマダ電機やエディオン、ビックカメラなどの家電量販店でWiMAXを契約した場合も利用できます。契約する量販店により名称は異なりますが、UQ Wi-Fiプレミアムと同様、東海道新幹線車内のWiFiサービスなどを無料利用できるオプションサービス。ヤマダ電機やエディオン、BIC WiMAXの契約メリットの1つです。

家電量販店 無料オプションサービス名称 対象
ヤマダ電機 YAMADA Wi-Fi プレミアム YAMADA Flatツープラス契約者
エディオン クオルネット Free Wi-Fi プレミアム WiMAX2+プラン契約者
ビックカメラ Wi-Fi+プラスプレミアム BIC WiMAX2+プラン契約者

ただしUQWiMAX・家電量販店の利用料金は他と比較して高額

WiMAXはUQWiMAXや家電量販店以外に20社以上のプロバイダで契約できますが、UQWiMAXやヤマダ電機、エディオン、ビックカメラの利用料金は他プロバイダと比較して高額な点に注意が必要。
 
例えば、他のプロバイダの場合は月額料金3,000円台で利用可能なギガ放題プランが、月額料金4,000円以上など料金プランが高い点がデメリット。UQ Wi-Fiプレミアムなどのお得なオプションはメリットですが、WiMAXの料金比較では他プロバイダがおすすめです。

UQ WiMAX以外のプロバイダ契約なら、UQ 1dayを利用可能

UQ 1dayWiMAXを契約中でもUQ WiMAX以外のプロバイダとの契約の場合、UQ Wi-Fiプレミアムをオプション利用できません。ただし、東海道新幹線車内を含むUQ Wi-Fiエリアで1日限定の「UQ 1day」プランに加入する方法でUQ Wi-Fiを使うことができます。
 
料金は24時間572円と有料ですが、手元のスマートフォンやノートパソコンのWi-Fi機能を使って新幹線車内からUQ Wi-Fiに接続、UQ WiMAXの1日利用プランに加入すると、その場でWiMAX回線経由でインターネット接続可能になります。

以上、新幹線でのWiMAX利用についてまとめると、以下の4点になります。

  • WiMAXを利用した新幹線車内でのインターネット通信は、特にトンネル内で不安定
  • WiMAXの接続エリアはどの契約プロバイダでも同じ
  • UQ WiMAXでWiMAXを契約中の場合、新幹線でUQ Wi-Fiプレミアムを無料利用可能(ただし、UQ WiMAXの利用料金は他のプロバイダと比較して高額)
  • 東海道新幹線車内ではUQ 1dayも料金が有料だが利用可能

結局、WiMAXは使えないのか…、新幹線車内でのインターネット利用は諦めるか…との声も聞こえてきそうですが、新幹線車内でのインターネット利用におすすめの最新情報があります!

新幹線車内が無料WiFiスポットに?WiFi対応最新情報!

JRでは2020年に向けて新幹線車内で利用できる無料WiFiの整備・導入を急速に進めています。これまではWiMAXのモバイルルーターがインターネットに接続できるかどうか?が関心事でしたが、新幹線車内で専用の無料WiFiが提供されれば、WiMAXを利用しない方法でも快適なインターネット接続が可能となります。

以下ではJRが進める新幹線車内の無料WiFi・公衆無線LANサービスの対応状況について、2019年現在の最新情報を紹介します。

飛行機機内の場合は当たり前の無料WiFi

JALやANAなどの国内線機内ではすでにWiFiが無料で、JALはすでに機内インターネットを無料提供しているほか、ANAも2018年から国内線機内のWiFi利用を無料化。飛行機機内WiFiの無料化の背景には、携帯やスマホでインターネットを利用できるという理由で新幹線などの鉄道を利用する出張・旅行客を取り込む狙いや外国人観光客数の増加がある様子。

JR東日本では東北新幹線や北陸新幹線での無料WiFi提供を開始

JR EAST FREE WiFi
「JR EAST FREE WiFi」ステッカー。
ステッカーが掲示された車両でWi-Fi利用が可能。

こうした航空会社の取り組みに対し、JRも新幹線車内の無料WiFiサービス(公衆無線LAN)整備を計画しています。JR東日本は、東北新幹線・北陸新幹線・秋田新幹線の車両改修を行い、2018年から順次「JR-EAST FREE Wi-Fi」サービスを新幹線車内でも提供開始しています。
 
これまでも駅構内やホームなどの場所で利用できた「JR-EAST FREE Wi-Fi」が新幹線車内にも対応、利用にはメールアドレスが必要ですが、簡単なWi-Fi設定で接続できる点がメリット。1回の接続時間は3時間に限定されますが、1日に何度でも利用可能で、2020年にはJR東日本の新幹線全編成がWi-Fi対応予定です。

また山形新幹線や中央線特急「スーパーあずさ」でも2019年から無料WiFiを提供できるよう車両改修を進めています。

東海道、山陽、九州新幹線の公衆無線LAN「Shinkansen Free Wi-Fi」

Shinkansen Free WiFi
「Shinkansen Free WiFi」のステッカー。
客室内に掲出されていれば利用可能。

JR東海、JR西日本、JR九州も、東海道新幹線・山陽新幹線・九州新幹線で利用できる無料Wi-Fi・公衆無線LANサービス「Shinkansen Free Wi-Fi」を2018年7月から順次提供開始。2020年3月までに全車両に対応する計画で、2019年現在はまだ利用できる新幹線車両が限定されますが、「Shinkansen Free Wi-Fi」のステッカーがある客室内では無線WiFiを無料利用可能です。

事前申し込みは不要、誰でも無料で利用可能なWiFiでおすすめ

従来のUQ Wi-Fiのような事前契約が必要なWiFiサービスではなく、事前申し込み不要な新幹線車内の無料WiFiサービスの点がおすすめポイントで、訪日外国人も対象に誰でも利用可能なWiFiサービス。メールアドレスの登録が必要ですが、接続時間や回数の制限のない無料の公衆無線LANです。

新幹線車内で利用可能な無料WiFiが整備されればWiMAXのモバイルWiFiルーターを利用せずに快適なインターネット接続が可能。移動中にWiMAXの通信容量を消費せずに済む、WiMAX利用者に嬉しい最新情報です。

すでにJRによる新幹線車両の改修が進む現在、新幹線でのWiMAXの電波状況や接続状況は、重大な関心事ではなくなりつつあり、今後WiMAXの利用でデメリットを感じるケースは減りそうです。
 
WiMAXを提供するプロバイダは20社以上ありますが、すべて同じWiMAXの通信回線を利用したサービス(MVNO事業者)。どのプロバイダ契約でも通信速度や対応エリアは同じで、比較が必要な違いは料金・キャンペーンのみ。WiMAXの最新料金・キャンペーン情報は、ぜひ当サイトでご確認ください!

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