WiMAXが遅いと感じたら…7つの確認点と効果的な対策・改善方法

WiMAXが遅いと感じたら…7つの確認点と効果的な対策・改善方法

遅い

WiMAXを利用していると「突然、WiMAXの通信速度が遅い状態に…」という経験をすることもありますが、その原因や改善・解決方法は場合によりさまざま。回線速度が遅い原因を正しく把握できないと、いつまでもWiMAXは遅いまま、対策も改善もできません
 
そこでこのページでは、WiMAXの速度が遅いと感じた時にまず確認・チェックすべきポイントや考えられる7つの理由を解説、それぞれ遅い状態の改善のための解決方法や、再発防止のためにおすすめの対策方法を紹介します。網羅的に説明しますので、当てはまるパターンが見つかれば原因の確認や必要な対策をして、WiMAXが快適に使えるようになります!

“WiMAXの通信速度が遅い…”代表的な5つの症状・7つの原因

WiMAXのルーター機器を使用中、突然通信速度が遅い状態になったり、時間帯や場所により速度が大きく変わるなどの困った状態が起きることも。“WiMAXの通信速度が遅い…”と感じた時は、「ルーター機器の故障だ!」「WiMAX、使えない!」などと思い込まず、まずは自分自身で遅い症状や原因を把握、すぐにできる改善・解決方法が無いか調べてみるのがおすすめです。

当サイト・WiMAX比較ナビ編集部では、WiMAXルーターの速度が遅くなる時の代表的な5つの症状や7つの原因をチェックポイントとしてまとめてみました!

WiMAXが遅い時のおすすめチェックポイント~症状・原因・解決方法

WiMAXが遅い時に確認をおすすめしたいチェックポイントを、症状や原因別に表にまとめました。重要なのはまず電波状況の確認で、アンテナが立っていなければWiMAXやWiMAX2+の圏外エリア、または故障の可能性も。それが原因でインターネットに接続できない、通信回線速度が異常に遅いことが考えられます。
 
一方、アンテナが立っていて電波は受信できるエリアなのにネットが遅い場合、必ず原因や解決方法があるはずです。

WiMAXが遅い時の確認・チェックリスト
WiMAXの“遅い”症状 考えられる原因 改善・解決方法
夜の時間帯(18時~深夜2時)だけ遅い 3日間10GB以上の通信量 直前3日間の通信量の確認
電波受信はできるが、ある日突然遅くなった 月間データ通信量の7GB超過 ギガ放題プランへの変更
場所により速度が遅い 利用エリアや電波受信感度 ハイスピードプラスエリアモードの利用室内であればクレードルの利用
慢性的にWiMAXの速度が遅い ルーター端末のパフォーマンス設定 端末のパフォーマンス設定の変更
スマホ・タブレット・ノートパソコンなど接続機器側の問題 機器の再起動やUSBケーブルでの接続
ルーター端末の機種が古い 機種変更やプロバイダ乗り換え
ある日突然遅くなり、電波も受信できない ルーター端末の故障 修理・機種変更やプロバイダ乗り換え

まずはWiMAXが遅いと感じる代表的な症状と主な原因を順に紹介します。

夜の時間帯だけ遅い症状なら3日間10GB以上の通信による速度制限

WiMAXが遅い時間帯が決まって夜の場合、かつギガ放題プラン契約中であれば、まず疑うべき原因は3日で10GBの速度制限。ギガ放題プランは月間通信量無制限であるものの、直前3日間の通信量合計が10GB以上となると翌日の18時から翌々日の深夜2時まで速度制限が発生します。この速度制限中は普段と比較して「遅い」と感じるはず。

日中・昼間の時間帯は速度制限対象外で遅いと感じること無く使える

この3日で10GBの速度制限は日中・昼間の時間帯は規制対象外のため、通常速度でインターネットを使用できるため遅いと感じることは無いはず。WiMAXが「昼間は問題ないが、夜だけ遅い」場合、3日で10GB超えの速度制限が原因である可能性が高いと考えられます。

まずこの原因を疑い、利用中のルーター端末で通信量を確認しましょう。WiMAXのルーター端末には「通信量カウンター」機能があり、直近3日間のデータ通信量を確認できます。

突然ネットに接続できない!「通信量7GB超過」の速度制限が原因かも

WiMAXのギガ放題プラン契約中、3日間10GB上でかかる速度制限は夜のみ通信速度約1Mbpsに低速化という内容で、通常のWEBサイト閲覧やメール送受信には問題がないレベルの速度制限。

比較して月間通信量7GBの上限を超過した際の速度制限は、通信速度が約128Kbpsと異常に遅い厳しいもの。

WiMAXルーターのアンテナは立っていて波は受信できるのに異常にネットが遅い、または突然ネットに接続できなくなったという症状では、この通信量7GB超過が原因と疑いましょう。

通常プランの月間データ通信量は7GBまで、ギガ放題は無制限

月間データ通信量無制限のギガ放題ではなく月間通信量7GB制限の通常プランでWiMAXを契約・利用中の場合、この上限を超過すると上記のような厳しい速度制限が発生、通信速度が遅い状況になります。この場合、まずはWiMAXルーター端末の通信量カウンターで、その月のデータ通信利用量の確認が必要です。

auのLTE回線利用のハイスピードプラスエリアモードは月間7GB制限

注意が必要なのは、ギガ放題プランを契約中でもauの4G LTE回線を使用する通信モード・ハイスピードプラスエリアモードの利用は月間7GB制限である点。
 
ギガ放題プラン利用中でもハイスピードプラスエリアモードの通信量制限を超過すると、標準のWiMAX2+通信モード・ハイスピードモードにも速度制限がかかり、通信速度が約128Kbpsまで低速化、WiMAXが異常に遅い状態になります。

この通信量7GBの制限を超過した場合、夜だけではなく超過した日から当月末まで終日速度が制限される点に注意が必要です。電波は受信できるのに突然遅い状態になった場合は、この制限を疑いましょう。

屋内や地方など、WiMAX2+の電波が弱い場所でインターネットが遅い

主要都市部を中心に対応エリアが急速に拡大しているWiMAX2+ですが、まだ地方や郊外地域では局所的に電波の入りにくい場所があったり、また圏内エリアでも建物の内部・室内などWiMAXの電波が届きにくい場所ではインターネットの速度が遅いと感じる場合も。
 
場所を移動したら速度が戻った、4G LTE回線を使用するハイパスピードプラスエリアモードに変更したら遅い状態が改善された、などであればルーターの故障ではなくWiMAXの電波が弱いことが原因と考えられます。

他のWiMAXユーザーは問題なく自分だけ遅い場合の3つの原因

・データ通信量を確認しても3日間で10GB、月間7GB未満の使用
・自分の家族・友達などのモバイルルーター端末の通信速度は問題ない
・WiMAXのサポートセンターにも確認、特に利用しているエリアで電波障害などは起きていない

それなのに、自分のWiMAXだけが常に遅い!という状況の場合、遅い原因としてチェックすべき点が3つあります。

WiMAXルーターのパフォーマンス設定が省電力モードのため遅い

比較的新しい機種のWiMAXのモバイルルーターには、バッテリーが長時間稼働できるように電力消費を抑える「電力パフォーマンス」モードを設定・変更する機能があります。
 
バッテリー持ちを良くする上では便利な機能ですが、電力消費を抑える=通信速度を抑えることになるため、WiMAXが遅い原因にも。また初期設定ではバッテリー消費を抑える省電力モードが選ばれている場合が多く、この設定を解除・変更することで遅い通信が劇的に改善する可能性もあります。

iPhoneやノートパソコン、iPadなどすべての機器で遅いのかを比較

WiMAXの通信速度が遅い原因が、実はWiMAXの電波や回線、ルーター端末の問題ではなく、接続中のスマホやパソコン、タブレット端末の状態や設定による可能性も。遅い原因を切り分ける方法として、手元のIT機器を順番にWiMAXのルーター端末とWiFi接続、通信速度がすべての機器で遅いのか特定機器で遅いのかを比較・確認する方法がおすすめです。

WiMAXのルーター端末と接続機器間のWiFi接続が遅い原因の可能性

WiMAXのルーター端末とスマホやパソコンの接続は無線WiFi接続が一般的。WiMAX2+の電波には問題ないのにネットが遅い場合、このWiFi通信が遅い可能性も考えられます。またWiMAXのモバイルルーターの中にはWiFi以外にBluetoothで無線接続が可能な機種もありますが、Bluetooth接続はWiFi接続と比較して速度が遅い点に注意が必要です。

特定機器をWiFi接続した時だけ遅い状態であれば、WiMAX回線やルーター端末には問題がなく、その機器の設定に問題がある可能性も。また接続機器を再起動すると遅い状況が解消する場合もあります。

古い機種のルーター端末を使用、WiMAXの電波を掴んでいて遅い

WX01やWX02などの比較的古い機種のルーター端末はauの4G LTE回線に非対応で、古いWiMAX回線とWiMAX2+回線にのみ対応、ルーター端末が古い回線の電波を掴んでしまい、これが通信速度の遅い原因となることも。
 
古いWiMAX回線は下り最大13.3Mbpsと非常に遅い速度の回線で、また古い機種のルーターではWiMAXとWiMAX2+のどちらの回線に接続するかは自動で切り替えられるため、気づかないうちに古いWiMAX回線に接続していたということも。当然、WiMAX2+の接続よりもインターネットが遅いと感じるはずです。

なぜWiMAXの速度が遅い?原因の確認と対策・改善方法

ここまでWiMAX通信速度が遅いと感じる具体的な例と、それぞれの症状で疑うべき原因を説明しましたが、まずは何が本当の原因で、なぜ速度が遅い状態なのかを正確に把握することが重要です。

原因が特定できれば、その後の解決方法も考えられますし、効果的な対策ができればWiMAXが遅いと感じる時間帯を極小化できるはずです。

ここからは、遅い原因の具体的な確認方法や、おすすめの解決・対策方法を紹介します。

WiMAXの直前3日間の通信量をチェック、10GB以上なら利用を控える

夜の時間帯だけWiMAXが遅いなどの場合は、まず直前3日間のWiMAX通信量をルーター端末本体のカウンターで確認・チェックしましょう。直前3日間で10GB以上を利用している場合、速度制限がWiMAXの遅い原因と考えられます。また速度制限の解除タイミングは、10GBを超過したタイミングで異なります

8時間の速度制限のみで解除される場合

以下のデータ通信量で利用した場合、速度制限がかかるのは10GBを超過した翌日の18時からの夜間8時間のみで、この時間帯が過ぎれば最短8時間で速度制限が解除され、通信速度が遅い状態は解消します。

3日10GBオーバーの例1

速度規制が解除されず、WiMAXの遅い状態が最長3日間続く場合

下記の場合のように特定の1日で10GBを超える通信をした場合、速度規制が解除されず最長3日間続く可能性があります(速度が遅いのは夜のみで、日中は通常速度で利用可能)。こちらも3日を経過すれば自動的に通信速度が遅い状態は改善され、元の速度に戻ります。

3日間10GB超過の例2

3日間10GBを超過、遅い状態になるのを防ぐ方法

WiMAXの利用を控えて数日が経過、インターネットの遅い状態が改善されれば結果的に3日間10GBの通信制限の対象だったと判断できます。これが原因でWiMAXを遅い状態にしないための対策方法は、

  1. ギガ放題プラン契約中でも3日間10GBを超えないよう、ルーター端末の通信量カウンターを小まめに確認
  2. 大容量ファイルのダウンロードなどの際は公衆無線LAN・Wi-Fiスポットなどを使用
  3. 動画視聴の際、動画の質を少し落とすことでデータ通信量を落とす

といった方法がおすすめ。ただし、この3日間10GB超過時の速度制限があっても速度約1Mbpsでの通信は可能で、WiMAXが非常に遅くまったく使えない状態ではありません
 
また速度制限が生じても夕方から深夜の時間帯のみ、解除されるのを数日待てば良いと割り切り、特別な対策はしないという判断でも良いかもしれません。

月間7GBプラン契約中の場合、ギガ放題への料金プラン変更で解決

月間7GB制限プランを契約中、規定の通信量以上を利用している場合は、WiMAXのギガ放題プランへの料金プラン変更こそ速度が遅い問題を解決する最も有効なおすすめの対策。月間7GBプランとギガ放題の料金差は月に700円程度と金額差が大きくないことに加え、契約料金プランは月単位で無料変更が可能
 
つまり月間7GB上限プランの契約から一時的にギガ放題プランに切り替え、月間通信量が7GB以下になりそうであれば再度プランを戻すなどの調整が可能。契約プランの小まめな変更は、WiMAXが極度に遅い状態になることを避けつつ料金を節約できる、効果的な解決方法です。

ハイスピードプラスエリアモードを使って速度・電波感度を上げる

WiMAX2+回線とauの4G LTE回線を同時に使用するハイスピードプラスエリアモードの利点は通信速度と対応エリアの広さ。通信速度を上げたい場合は、WiMAXの通常通信モード・ハイスピードモードと比較して速度が速く、ハイスピードプラスエリアモードを使って短時間でもWiMAXの遅い状態を改善するのはおすすめの使い方
 
またWiMAXの電波状態が悪いエリアや電波が圏外となる場所で利用する際も、auの4G LTE回線を利用できるハイスピードプラスエリアモードの方がハイスピードモードと比較して電波の送受信が安定化、遅い速度を改善できます。

ただしWiMAXを2年契約で利用中の場合、ハイスピードプラスエリアモード利用月のみ月額1,005円のLTEオプション料金が請求される点は注意点。

auの4G LTE利用で下り最大速度867Mbps対応の高速インターネット通信

ハイスピードプラスエリアモードをWiMAXのモバイルルーター最新機種で使用すると、WiMAX2+回線の下り最大速度558Mbpsとauの4G LTE回線の速度が組み合わさり、下り最大速度867Mbps対応の高速インターネット通信が可能。
  
ただし、ハイスピードプラスエリアモードの使用には月間7GBの制限があり、超過すると速度制限が発生するため注意が必要なことと、この対策方法でもインターネットの遅い状況が改善しない場合は電波受信環境が悪いかルーターの故障を疑うべきかもしれません。

WX05/WX04であれば補助アンテナ付きのクレードルで電波受信改善

WX05専用クレードル
補助アンテナ付きのWX05専用クレードル

自宅内や屋内での利用時に、WiMAXの通信速度が遅いと感じる場合はクレードルの追加購入が解決策になる可能性も。WX05やWX04機種などのWiMAXモバイルルーター専用クレードルには「Wウィングアンテナ」と呼ばれる補助アンテナがあり、このアンテナの効果でWiMAX電波の受信感度向上を期待できます。
 
WX05やWX04を利用中の場合はクレードルを追加購入し、このクレードルにルーター本体を設置して使用することで室内などの場所でも電波受信やWiMAXへの接続が安定化、結果的にWiMAXが遅い状態を改善できる可能性があります。

遅い原因になるパフォーマンスモードの設定変更も有効な対策方法

W04以降のモバイルルーター機種で取り入れられたWiMAXの消費電力に関連するパフォーマンスモード設定も、通信速度が遅いと感じさせる1つの原因。省電力モードで利用すると、消費電力を抑えるためにモバイルルーター内部で通信回線速度を下げるように働き、その結果WiMAXの通信速度が遅い状態になります。

モバイルルーター機種W06やWX05の電力パフォーマンスモードに注意

例えば、W06やWX05などのモバイルルーター最新機種では以下の3つの電力パフォーマンスモードの設定・変更が可能で、それぞれの違いに注意が必要です。

ハイパフォーマンスモード:通信速度が最大限に優先されるモードで、電力消耗は早い。
ノーマルモード:通信速度とバッテリーの持ちのバランスをとるモード。初期設定で選択されている。
バッテリーセーブ(エコ)モード:消費電力を最小限に抑えるモード。通信速度が最も遅い。

一度バッテリーセーブモードに変えて設定を戻すのを忘れると「速度が遅い」と感じることに繋がることも。また遅いと感じるときにノーマルモードからハイパフォーマンスモードに変更することで通信速度が改善される場合もあります。
 
モバイルルーターの充電ケーブルが手元にあったり、十分に充電できる場所で利用する場合は、ハイパフォーマンスモードを積極的に活用するとWiMAXが遅いと感じる状態を防ぐことが可能です。

解決できない場合や故障時は機種変更や乗り換えで改善する方法も

WiMAXのルーター端末の遅い状態の原因が特定できず問題を解決できない場合は、ルーターの老朽化が遅い原因の可能性もあるほか、端末の故障が疑われる場合も。この場合は新しい端末への変更で状況が改善しそうです。WiMAXのWiFiルーターは最新機種ほど通信速度が改善しており、機種変更やプロバイダの乗り換えも抜本的な解決方法の1つです。

下り最大速度867Mbps対応!WiMAXモバイルルーター最新機種W06

WiMAXモバイルルーターW06
下り最大速度867Mbps対応!
モバイルWiFiルーター最新機種W06

WiMAXのモバイルWiFiルーターの中でも2019年1月発売の最新機種W06は、下り最大速度867Mbps(USBケーブル接続時は下り最大1.2Gbps)、上り最大速度75Mbps対応の高速端末。従来のモバイルルーター機種と比較しても最速の端末のため機種変更すれば遅いと感じることは無さそうです。
 
また自宅の室内などでのインターネット利用が多い場合は、2019年1月発売のホームルーター最新機種L02もおすすめ。こちらも下り最大速度1Gbps対応の機器のため、固定回線サービス並みの高速インターネットを利用できます。

機種変更費用がかかる場合、プロバイダの解約・乗り換えもおすすめ

とは言え、現在のプロバイダ契約の内容によってはルーター機器の機種変更には費用がかかる場合も。また途中解約となると違約金が発生する場合もあります。その際におすすめなのがWiMAXの契約プロバイダごと変更する、乗り換えキャンペーンの活用です。

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解約金も機器購入代金も不要、WiMAXのルーター最新機種へのお得な変更による速度が遅い状態の解決方法である上、月額料金の安いBroad WiMAXであれば毎月のWiMAX料金の節約になる可能性も。WiMAXの遅い速度が悩みの場合、機種変更や乗り換えの検討がおすすめです。
 
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