【比較】スマホのテザリングとWiMAXはどっちがお得か?

【比較】スマホのテザリングとWiMAXはどっちがお得か?

白い机とスマートフォン

ソフトバンクやauなどの大手通信キャリアが有料化に踏み切るなど話題のテザリング。有料かのタイミングでWiMAXなどモバイルルーターの併用を検討し始めた方も多いようです。

外出先でもパソコンやタブレット端末を使う場合、iPhoneなどスマートフォンでのテザリングは便利で、WiMAXのようなポケットWiFiが無くてもテザリング可能なスマホがあればどこでもインターネット通信可能な点がメリットです。一方、テザリングのデータ通信量やスマホのバッテリーを常に確認する必要があり、WiMAXなどモバイルWiFiルーター併用の方が便利で、料金が安い場合も。

このページではスマートフォンや携帯の4G LTE回線を使うテザリングによるインターネット通信と、WiMAXルーターを使った通信の速度や通信制限を比較。メリット・デメリットや料金、使い勝手の違いをドコモやソフトバンク、auなどキャリア別に比較・紹介、どちらがお得でどっちがおすすめか?を解説します。

テザリング有料化!WiMAXなどWiFiルーターを検討するべき?

従来、大手通信キャリアが実質無料で提供してきたテザリング・オプション。ところがauとソフトバンクは2018年4月からテザリングを有料化しました。一方、ドコモ(NTT docomo)はこれまで通り無料でテザリングを利用できます。
 
テザリングが有料なら、WiMAXなどモバイルWiFiルーターの申し込みを検討すべきか悩みますが、料金はテザリングとWiMAXのどっちがお得でしょうか?WiMAXがあれば、より快適に、便利にインターネットが使えるでしょうか?

テザリングとはパソコンやタブレットをインターネット接続する機能

WiMAXとテザリングの比較の前に、そもそもテザリングとは何か?の概要を説明します。

テザリングとは、パソコンやタブレット端末をインターネット通信やテザリング可能なスマホや携帯電話とWiFiなどで接続、スマホや携帯をアクセスポイントとして(中継して)パソコンやタブレット端末でインターネット通信を可能にする機能。

テザリングではスマホや携帯がアクセスポイント、WiMAXの場合はWiMAX専用のルーターがアクセスポイントとなりインターネット接続する点が違いですが、通信の仕組みはよく似た形です。

テザリングやルーターの接続方法はWiFi・Bluetooth・USBの3種類

テザリングとWiMAXによる通信は、接続方式も似ています。パソコンやタブレット端末とスマホ・携帯、またはWiMAXルーターを接続する方法には、WiFi接続、Bluetooth接続、USB接続と3つの方法があり、このうちテザリングよく利用する方法がWiFi接続です。

最も通信速度が速いUSB接続と最も遅いBluetooth

テザリングでもWiMAXルーターとの接続でも、最も通信速度が速いのはUSB接続。ただし、USB接続用のケーブルが常に必要で、ケーブルの範囲内でしかテザリング、WiMAXを利用できない点もWiFi接続と比較したデメリットです。
 
一方、WiFi接続と同様に無線接続でき、またバッテリー消費も少なく使い勝手の良い点がメリットのBluetooth接続は、規格上通信速度が1Mbps前後で、テザリングでもWiMAXでも通信速度が遅い点がデメリットです。

3つの接続方法を比較すると上記のようなメリット・デメリットがあり、結果的に最もバランスが良いのはWiFi接続。以降のテザリング、WiMAXの説明もWiFi接続を前提にしています。

両者を比較した時のメリットとデメリットの違い

テザリングとWiMAX、どちらも外出先でのパソコンやタブレット端末のインターネット接続に便利な方法ですが、携帯やスマホの4G LTE通信回線を利用するテザリングと専用の通信回線・Wi-Fiルーターを利用するWiMAXでは、比較すると利点やデメリットに違いがあります。以下でそれぞれのメリットを紹介します。

iPhoneなどスマホによるテザリング利用のメリット

WiMAXなどモバイルWi-Fiルーターを別途契約・併用せず、携帯電話やiPhoneなどスマートフォンのテザリングのみとする場合のメリットは、以下の点です。

・持ち歩くのが、携帯やiPhoneなどスマホ一台だけで済む
・通信会社の契約も携帯電話・スマートフォンで一本化できる

小型とは言え、ケータイ・スマホと別にWiMAXのようなWi-Fiルーター端末を持ち歩かずに済む点が一番の違いで、通信費用の支払い先も増えず「シンプル」なのがテザリング利用のメリットです。

スマートフォンや携帯の4G LTE通信回線は対応エリアが広い

もう1つのテザリングのメリットが広い対応エリア。スマートフォンや携帯電話のインターネット通信で使用する4G LTE回線は対応エリアが広く、どのエリアでも比較的安定してネット接続可能です。
 
比較して、WiMAXの対応エリアは地方でやや狭い点がデメリット。大都市地域ではLTE対応エリアと比較して遜色ないWiMAXのサービスエリアですが、地方での利用が多い場合、エリアの関係でテザリングの方が繋がりやすいことも。

WiMAXなどモバイルWiFiルーター使用のメリット・おすすめの理由

ただし、このページの結論は携帯電話・スマホのテザリングよりもWiMAXなどモバイルWiFiルーター端末の契約・利用の方が、特にデータ量が多い場合にネット利用の使い勝手も、料金面もメリットが多いという点。WiFiルーター併用のメリットやおすすめ理由を次に紹介します。

LTEのテザリングは通信速度が遅い、WiMAX回線なら下り最大867Mbps

まず第一のWiMAXのメリットが通信速度。テザリングはスマホやケータイの4G LTE回線を使ったインターネット接続で、その通信速度は4G LTE回線の通信速度次第です。キャリアやエリアで違うもののLTE回線の下り最大速度は概ね150Mbps前後です。
 
比較してWiMAX回線の通信速度はテザリングの5倍以上!2019年1月発売の最新機種W06は下り最大速度867Mbps、上り最大速度75Mbps対応と、スマホで利用するLTE通信と比較して高速のインターネット通信がWiMAX併用のメリットです。

特にノートパソコンを接続して仕事・勉強で利用する、iPadなどのタブレットで動画やオンラインゲームを利用する場合、テザリングの速度には限界があります。データ通信量の多い人ほど、テザリンと比較してWiMAXがおすすめの理由の1つが速度です。

スマホのバッテリー消費が多いテザリング、肝心な時に電池切れも

スマホや携帯のテザリングではバッテリーを急速に消費する点がデメリット。肝心な時にスマホや携帯が電池切れで電話やメールの連絡に使えなくては面倒。実際、バッテリーの問題でテザリングよりもWiMAXのようなWiFiルーター併用をおすすめする口コミも多くあります。

WiMAXのWiFiルーターは連続通信時間が10時間前後と1日中持ち歩いても十分なバッテリー。モバイルルーターがあればスマホのバッテリーを気にせず、外出先でもインターネット通信ができる点もおすすめ理由の1つです。

LTEと比較してWiMAXは速度制限が緩く、月間通信量無制限プランも

テザリングでもWiMAXでも、注意が必要な通信量制限や速度制限。どちらも一定の通信容量を超過すると速度制限がかかりますが、この速度制限が比較的緩いのがWiMAXの特徴であり、メリット。

例えばソフトバンクのスマホの場合、直近3日間で3GB以上の通信を行うと超過した翌日の午前6時から24時間、速度制限が発生するプランも。また契約プランの通信容量を超過した場合、約128Kbpsまで低速化される厳しい速度制限がかかります。
WiMAXのギガ放題プランなら3日間で10GBまで制限無しで通信可能

比較してWiMAXのギガ放題プランは月間通信量無制限で、直近3日間の通信量が10GBを超えない限りは速度制限無し。制限が発生しても超過した翌日午後6時から深夜2時までの最短8時間で解除され、制限中も速度約1Mbpsで通信可能です。月間通信容量は無制限のため、月末でも通信量を気にせずにインターネット利用できる点もWiMAXのメリットです。

テザリングによるPC利用の場合、通信制限のリスク・デメリットも

ノートPCでインターネット接続する際、携帯・スマホのテザリングを利用する人もいますが意図せず通信容量が膨らむリスクもあり危険です。パソコンにはウィルス対策ソフトやWindowsの定期的なアップデートもあり、気づかぬうちに膨大なデータ通信量が発生する場合も
 
自分では長時間インターネット通信をしていないつもりでも、いつの間にかパソコン経由でスマホの通信量を消費、通信制限・速度制限がかかるリスクはテザリングのデメリットです。

スマートフォンの大容量プランよりWiMAX追加契約の方が安い

通信キャリアや、どんな割引が料金プランに適用可能かで違いますが、基本的にテザリングのためスマートフォンの契約を大容量プランに変更するより、スマホの契約は最小、WiMAXの追加契約の方が全体の料金は安くなります
 
特に通信量が多い人の場合、携帯・スマホの最小プランとWiMAX・ギガ放題の併用が結果的に安い費用となりコスパが良いとの口コミも多く見られます。

通信キャリアによっても料金が大きく変わるため、以下では通信キャリア別にテザリングとWiMAX料金を比較します。

通信キャリア各社のテザリングとWiMAXの料金・サービス比較

テザリングを利用した場合の費用とWiMAX料金の比較と言っても、通信キャリアごとに対応や料金プランが異なるため、どっちがお得かを一言で答えるのは難しいところ。
 
ここからは大手通信キャリア3社の各料金プランの形態と、WiMAXの利用料金やサービス内容を1つずつ丁寧に比較しながら、どっちの方がコストパフォーマンスが高いのかを検証します。

docomo(ドコモ)のテザリングとWiMAX

docomoのロゴdocomo(ドコモ)でiPhoneなどのスマートフォンを契約、大容量プランでテザリングを利用する場合と、WiMAXを契約・併用する場合で料金を比較します。

docomo大容量プランと「最小プラン+ギガ放題」の月額料金比較

docomoユーザーの場合はテザリングオプションを無料利用できるため、月間データ通信量が30GB以下の場合は、月間通信量30GBの大容量プラン「ギガホ」を契約、テザリングを利用しても料金的には悪くないかも知れません。
 
ただし高速通信のインターネットを利用したい、通信量・速度制限を気にせずインターネット利用したい場合は、ドコモのテザリングよりもWiMAX・ギガ放題プランの追加契約がおすすめです。

docomo(大容量プラン) VS docomo(最小限プラン) WiMAX
ギガホプラン プラン名 ギガライトプラン ギガ放題プラン
30GB 月間通信容量 1GB 無制限
6,980円 月額利用料金 2,980円 3,361円~
6,980円 月額合計 6,341円

特に月間30GB以上の通信をしたい場合、ドコモのギガホプランでテザリング利用の場合の料金と比較して安い、ギガライトプランとWiMAXギガ放題の併用がおすすめです。

Softbank(ソフトバンク)のテザリングとWiMAX

docomoと同様の料金比較をSoftbank(ソフトバンク)の場合でも行った結果が以下の表。docomoのサービスと違い、Softbankの場合はテザリング利用に月額500円のオプション費用が発生する点に注意が必要です。

Softbank大容量プランと「最小プラン+ギガ放題」の月額料金比較

他の大手通信キャリアとは違うSoftbankの特徴が、月間データ通信容量50GBの大容量プラン・ウルトラギガモンスター+(プラス)。ただし、この50GB制限プランの契約よりも、最小プランに申し込みしてWiMAXギガ放題を追加契約の方がお得なのが料金比較の結果です。

Softbank(大容量プラン) VS Softbank(最小限プラン) WiMAX
ウルトラギガモンスター+(プラス)
※データプラン50GB+基本プラン(音声)
プラン名 ミニモンスター
※データプランミニ(~1GB)+基本プラン(音声)
ギガ放題プラン
50GB 月間通信容量 1GB 無制限
7,480円 月額利用料金 3,980円 3,361円~
500円 テザリング費用
7,980円 月額合計 7,341円

※ソフトバンクの携帯・スマホの契約を最小化、WiMAXを追加契約した方がテザリングよりもお得な料金でおすすめ。

auケータイ・スマホのテザリングとWiMAX

auロゴauのケータイ・スマホを契約中の場合、テザリングよりもWiMAX併用が断然おすすめ。auユーザーの場合、WiMAXの契約と同時にauスマートバリューmineという毎月最大1,000円の割引を利用でき、docomo・Softbankユーザーよりもお得な料金でWiMAXを利用できるからです。

au大容量プランと「最小プラン+ギガ放題」の月額料金比較

auスマートバリューmine割引額は契約中のケータイ・スマホの料金プランにより変動しますが、auもSoftbankと同様、月額500円のテザリング費用がかかるため、auスマートバリューmineの適用を除いてもWiMAXのギガ放題プランを追加契約した方が総額費用は安くなります。

au(大容量プラン) VS au(最小限プラン) WiMAX
auデータMAXプランPro プラン名 新auピタットプランN ギガ放題プラン
20GB 月間通信容量 1GB 無制限
8,980円 月額利用料金 2,980円 3,359円
500円 テザリング費用
9,480円 月額合計 6,341円

まとめ:最終的にどっちがおすすめ?

主要通信キャリアごとに、スマホを大容量プランで契約・テザリングを活用するパターンと、最小プランで契約・WiMAXを併用するパターンで料金を比較しました。以下の3点が結論のまとめです。

  • docomo(ドコモ)ユーザーの場合、月間通信量30GBのギガホプランを契約、テザリング利用をメインにする選択も〇(ただし、月間通信量が30GB以上の場合はWiMAXがおすすめ)
  • Softbank(ソフトバンク)・auユーザーの場合、テザリングが有料の点がデメリット、データ量最小プラン(1GB)とWiMAXの併用が安い
  • いずれにせよ、スマホのバッテリーや速度制限を気にせず高速インターネット通信を利用したい場合はテザリングよりもWiMAXがおすすめ

上記よりもさらに安い費用に節約できるのが格安SIMや格安スマホとWiMAXの併用・組み合わせ。いずれにせよテザリングオプションが有料の場合、WiMAXの検討価値は十分にあります。

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WiMAXのプロバイダは20社以上ありますが、すべて同じWiMAX2+の通信回線を利用したインターネット接続サービスを提供する会社。数あるプロバイダの中で本家にあたるUQ WiMAXが有名ですが、UQ WiMAXも他のプロバイダも同じWiMAXの通信サービスで通信速度や対応エリアに違いは無いのです。

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