【完全版】WiMAX・WiMAX2+の通信速度(ルーター・エリア・実測比較)

【完全版】WiMAX・WiMAX2+の通信速度(ルーター・エリア・実測比較)

遅いの?速いの?

現在WiMAX・WiMAX2+を検討中の方にも、利用中の方にとっても重要な通信速度。
 
せっかくルーターを入手しても、遅くて使い物にならなければ意味が無いもの。ただ、WiMAX2+の通信速度は年々凄いスピードで向上中で、今や遅い訳がない!というほど。それでも実測速度が遅いと感じるのであれば、ルーターの使い方やエリアに問題があるのかも…。
 
このページでは、そのようなWiMAX・WiMAX2+の速度にまつわるトピックスを網羅的に解説、あわせてWiAMX2+の実測速度についてのレビューや口コミも紹介して、WiMAX2+の速度を幅広く確認していきます。

上りも下りも年々スピードアップ!WiMAXの実測通信速度

2009年のWiMAXサービスの開始に続き、2013年にはWiMAXと比較して下り速度が2倍以上に高速化したWiMAX2+サービスが開始され、年々高速化しているWiMAX。
 
特にここ数年、WiMAX2+の通信速度は飛躍的に向上。下り最大速度は1年に約100Mbpsのペースでスピードアップしており、今後2~3年のうちに下り最大1Gbps、光回線と同レベルの速度まで到達しそうな勢いです。当然、WiMAXの実測速度も大きく向上してきています。

WiMAX・WiMAX2+の下り通信速度は毎年100Mbpsペースで向上

特に2015年以降、毎年何らかの形で速度の大幅な改善・向上が公表されています。2015年当時は下り最大220Mbpsで業界最速と評判だったのが、2017年にWiMAX2+の下り最大速度は558Mbpsと3年間の速度アップは300Mbps以上!今後も通信速度の向上を大きく期待できるWiMAX2+なのです。

WiMAX・WiMAX2+通信速度の変遷(2009年~2017年)

対応時期 対応時点での最大速度 備考
2009年7月 下り最大40Mbps 初期のWiMAX通信サービス開始時の対応速度
2013年10月 下り最大110Mbps 初期のWiMAXに加え、新たにWiMAX2+による通信サービス開始時の対応速度
2015年3月 下り最大220Mbps キャリアアグリゲーション(CA)技術(複数の電波を同時に使用して通信する技術)を導入
※これ以降、2015年10月にWiMAX2+による下り最大220Mbpsが全国化、WiMAXは13.3Mbpsに減速
2016年7月 下り最大370Mbps
※auの4G・LTE回線を利用せず、WiMAX2+のみでの下り最大速度は220Mbpsのまま
ハイスピードプラスエリアモードに対応したルーター「Speed Wi-Fi NEXT W03」の販売開始により実現
2016年12月 下り最大440Mbps 従来のCA技術に加え4×4 MIMO技術(データを送信する基地局と受信するルーターのそれぞれに4本のアンテナを搭載、複数のデータを同時に送受信することで高速化)を導入、モバイルWi-Fiルーター「Speed Wi-Fi NEXT WX03」の販売開始と同時に対応
2017年9月 下り最大708Mbps
※auの4G・LTE回線を利用せず、WiMAX2+のみでの下り最大速度は558Mbps
従来のCA技術と4×4 MIMO技術に加えて、一度に送信できるデータ量を増加できる256QAM変調方式を組み合わせることで実現

WiMAX2+とauの4G/LTEで下り最大708Mbps、上り最大75Mbps

下り最大708Mbpsさらに注目が、auの4G/LTEネットワークとWiMAX2+の回線を同時に利用して通信をするハイスピードプラスエリアモード。通常のWiMAX2+を使ったハイスピードモードでは、下り最大速度558Mbps、上り最大速度30Mbpsのところ、ハイスピードプラスエリアモードでは下り最大速度708Mbps、上り最大速度75Mbpsまでアップします。
 
auの4G/LTE利用で上り速度は約2倍以上に改善しており、写真をSNSにアップしたり、重たいファイルをアップロードする際の体感速度が大きく変わりそう。auとUQコミュニケーションズが同じKDDIグループと言うこともあり、今後も両社のシナジーによる効果をさらに期待できそうです。

WiMAX回線利用のノーリミットモードは低速化、2018年停波予定

WiMAX2+の速度が飛躍的に向上する一方、古いWiMAX回線を利用する通信モード・ノーリミットモードの通信速度は徐々に低速化しています。2013年、WiMAX2+サービス開始当初は下り最大40MbpsあったWiMAXの通信速度が、現在は下り最大13.3Mbpsです。
 
すでにWiMAXのルーター最新機種ではノーリミットモードに対応しておらず、また2018年にWiMAX回線は停波予定と、今後はWiMAX2+回線のみ(ハイスピードモードとハイスピードプラスエリアモード)と考えて良いでしょう。

高速化の一方で3日間で10GBの速度制限には注意

「ギガ放題プランであれば高速インターネットを使い放題」のWiMAX2+ですが、比較的緩やかなものの通信量制限・速度制限がある点に注意が必要です。これは通信容量が3日間合計で10GB以上になると、その翌日の夕方18時~深夜2時まで速度制限が発生するもの。
 
速度制限の対象は夜間のみで日中は問題なくWiMAXを利用でき、かつ最短8時間で(直近3日間の通信量が10GBを下回れば)解除される緩やかな制限です。

遅いとは言え、夜間の速度制限中も約1Mbpsで通信可能

また夜間の速度制限中でも、遅い速度とは言え約1MbpsでWiMAXルーターを使用したインターネット通信が可能です。約1Mbpsあれば、通常のWEBサイトの閲覧やメールの送受信、Youtubeの動画でも標準画質であれば問題なく閲覧できるレベル。
 
同じWiMAX2+でも月間通信量7GB制限プランの場合、7GB超過の時点で約128Kbpsの厳しい速度制限となり、かつ超えた日から当月末まで速度制限が続きます。比較するとギガ放題プランの速度制限は緩やかな制限と考えられます。

ただしハイスピードプラスエリアモードの月間7GB制限に注意

WiMAX2+のギガ放題であっても厳しい速度制限が発生するのは、auの4G/LTE通信を利用するハイスピードプラスエリアモードでの通信容量が月間7GBを超過した時。この場合は128Kbpsまで速度が制限される上、標準のハイスピードモードも速度制限の対象となるため、WiMAXを使ったインターネット通信はほぼ不可能になります。

速度制限はあるものの、急速に通信スピードが向上中のWiMAX2+。ただしエリアによっては最高速度に未対応など、場所により通信速度が異なるケースも。また利用エリアが最高速度に対応していても、ルーターが非対応であれば速度は上がりません。

ここからはWiMAX・WiMAX2+通信速度のルーターやエリアによる違いについて比較しながら説明します。

どのWiMAXルーター端末が速い?~機種ごとの比較

どれだけWiMAX2+の速度が向上したり、最速で通信可能なエリアが拡大しても、ルーター端末が最大速度に対応していなければ実測速度は改善されません。一番速いルーターは基本的に発売時期が新しいルーターなので、古い端末を選択しないよう注意すれば問題ありません。
 
また現在も古いルーター端末を使い続けている場合、ルーター最新機種に機種変更するだけで、利用場所は変わらなくても通信速度が格段に改善される可能性もあります。

WiMAXのルーター機種別・対応速度一覧

WiMAXルーター 製品 販売開始 下り最大速度(最速) 上り最大速度(最速)
W05 2018年1月 708Mbps 75Mbps
WX04 2017年11月 440Mbps 30~50Mbps
W04 2017年2月 708Mbps 30Mbps
WX03 2016年12月 440Mbps 30Mbps
W03 2016年7月 370Mbps 15~25Mbps
W02 2016年2月 220Mbps 15~25Mbps
WX02 2015年11月 220Mbps 10Mbps
WX01 2015年3月 220Mbps 10Mbps
W01 2015年1月 220Mbps 10~25Mbps

実測速度が遅い原因にもなるパフォーマンス設定は要確認

WiMAXのルーターは、最新機種を選ぶことがより速い通信速度で利用するための近道。一方、比較的新しいルーター機種には省電力モードやパフォーマンス設定と呼ばれるルーター端末のバッテリーを長持ちさせる機能があります。
 
「ルーターは最新機種でWiMAX2+の電波の入りも悪くないのに、実測速度が遅い」ような場合、このパフォーマンス設定の再確認がおすすめ。ハイパフォーマンスモードに設定するとバッテリー消費よりも速度を優先するのと比較して、エコモードでは遅い速度にしてバッテリー消費を抑えるように作動します。

実測速度が遅い原因として、速度制限や古いルーター機種である以外に、このパフォーマンス設定がいつの間にか変更されていたということもあります。

WX03/WX04クレードルは補助アンテナで受信感度向上、通信が安定化

WX03専用クレードル
補助アンテナ付きのWX03専用クレードル

室内や屋内など、WiMAX2+電波の受信状況が良くない時にクレードルが役立つことも。これはWiMAXのルーターの中でもWX03とWX04機種に限定した内容ですが、この2機種のクレードルにはWウィングアンテナと呼ばれる補助アンテナがあり、このアンテナで電波の受信感度が向上するのです。
 
どうしても電波の受信状況が悪くなる自宅の室内や建物内部では、WiMAX2+の速度も低下しがち。ところがWX03、WX04のクレードルがあると、受信感度が上がり、通信状態が安定化、結果として速度の向上も期待できます。

どのエリアが速い?~利用エリアによる速度比較

WiMAX2+とauの4G/LTEのを組み合わせたハイスピードプラスエリアモードでの下り最大速度708Mbpsに対応しているのは、東京、神奈川、愛知、大阪、京都、兵庫の一部などの限定されたエリア。大都市圏でのWiMAX2+利用時は高速インターネットを十分に体感できるほか、全国の主要都市部が下り最大速度440Mbps以上のWiMAX2+対応エリアとなっています。
 
一方で、地方や山間部ではルーター最新機種でも220Mbpsまでしか速度が出なかったり、そもそもWiMAX2+が圏外となるエリアが多いのも事実。エリアによりWiMAX2+へのつながりやすさ、速度に差があるのが現状です。

エリアごとの対応速度の違いはUQ WiMAXのサービスマップで確認

エリアごとの速度の違いは、UQ WiMAXホームページにあるサービスエリアマップで確認できます。例として、首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)および関西エリア(大阪・京都・兵庫)のサービスエリアマップを紹介します。下記の地図でピンク色で網掛けされたエリアが下り最大速度440Mbpsに対応したWiMAX2+エリア、逆に色のついていないエリアはWiMAX2+に対応していない、圏外となる可能性が高い地域です。

首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)のWiMAX2+/440Mbps対応エリア

山間部を除くと、東京都内をはじめ、茨城県南部も含むほぼ全域が440Mbps対応エリアです。
下り最速440Mbpsエリア(首都圏)

関西(大阪・京都・兵庫)のWiMAX2+/440Mbps対応エリア

関西も山間部を除く主要都市部は、滋賀県や和歌山県、三重県も含めて440Mbps対応エリアとなっています。
下り最速440Mbpsエリア(関西)

実測が速いプロバイダと遅いプロバイダは「無い」!

WEB上での口コミやプロバイダ各社の評判を確認すると、比較的よく目にするのが「〇〇プロバイダは速度が遅い」や「△△プロバイダに乗り換えたら実測が改善した」という内容。WiMAXプロバイダはすべてMVNO事業者で自社の通信設備でサービスを提供する訳ではなく、基本的にこれらの口コミ・評判のようなプロバイダによる実測通信速度の差はあり得ません

WiMAXのプロバイダは通信回線を持たないMVNO事業者

WiMAX・WiMAX2+の通信回線はすべてUQコミュニケーションズ社が管理しており、WiMAXプロバイダはこれを利用してサービスを提供しています。自社で通信設備を持たずに他社のインフラを使ってサービスを提供する通信事業者をMVNOと言いますが、WiMAXのプロバイダは(UQ WiMAXを除き)すべてMVNO事業者です。
 
つまりどのプロバイダでWiMAX2+を契約しても、利用するのはすべて同じWiMAX・WiMAX2+回線。、理論的にどこでも通信速度は同じ、実測が速いプロバイダや遅いプロバイダという差は無いのです。

最新機種のWiMAXルーターを扱っていないプロバイダには注意

プロバイダによる通信速度の差は無いため、WiMAXプロバイダを比較・評価するポイントに「通信速度」は入りません。ただし、ルーター最新機種を取り扱っているかは実測速度にも影響する重要な比較ポイント
 
よくWEBの口コミでありがちなのが、キャッシュバック金額が大きい、端末価格が安かったという理由で古いWiMAX端末で契約してしまうケース。上記の通り、古いルーター端末はスペック面でそもそも速度が遅いため、WiMAX2+の実測も遅いことにつながりかねません。

当サイトのおすすめランキング上位のプロバイダはすべてルーターの最新機種に対応していますので、WiMAXプロバイダを比較する観点は、やはり料金プランやキャンペーンになります。

WiMAX2+の実測レビュー・評判・口コミ

ここまで出てきたのは、あくまでカタログスペックの通信速度。実際のWiMAX2+の利用にあたっては実測速度の方が重要ですよね。ただし、どの程度の通信スピードが実測で出るかは使用してみなければ分からないのも事実。
 
一方、実際にWiMAX2+を利用している方が実測速度を測定、公開しているケースも。そのような実測レビューや口コミから、WiMAX2+の実測レベルでの評価や評判を紹介します。

WiMAX2+通信速度の実測値を確認・測定する方法

スピードテストまず自分が利用中のルーターがどの程度の速度のインターネット通信をしているか、実測値を確認・測定する方法をご存知ですか?実はGoogleが、非常に便利な通信速度の実測値測定サービスを提供しています。
 
利用方法は簡単で、「スピードテスト」とググるだけ。Googleの検索結果上部に「インターネット速度テスト」というボックスが表示されるので、ボタンをクリックして測定を実行するだけ。通信速度は、下り(ダウンロード)の速度実測値と上り(アップロード)の速度実測値の2点を確認することができます。

WiMAX2+実測速度のレビューや評判

上記のGoogleのサービス以外にも、さまざまな実測速度の確認・測定方法があり、その結果がさまざまなWiMAX利用者のみなさんによってTwitterなどで公開されています。ここではその一部を紹介します。

※WiMAX2+の速度についてのレビューや口コミは随時最新のものに更新しています。

自宅など屋内なのか屋外か、計測場所・条件で実測は変化

一点、注意が必要なのがWiMAX2+の実測速度は計測条件によって大きく変化し得る点。ルーター端末の機種やパフォーマンス設定によって変わることは速度が遅い原因として紹介した通りで、それ以外にも実測値の計測場所が屋内または屋外か、あるいは同じ室内でも建物の形状などで大きく変わります。 
 
このため他の利用者の実測レビューや口コミはあくまで参考値として、実際のWiMAXルーターを利用し、自分自身の利用場所で実測速度を確認することが重要になるのです。

以上、WiMAX2+と速度にまつわるトピックスを網羅して紹介しました。

WiMAX2+の速度は年々向上、他のポケットWiFiと比較しても高速なインターネットサービス。現在は都市部中心ですが対応エリアも急速に拡大中です。プロバイダ間で速度の差は無いため、後は料金とキャンペーンの比較だけなのです。

これからWiMAX2+を契約される方も、WiMAXプロバイダの乗り換えを検討中の方も、重要なのは最新のWiMAX料金やキャンペーンの情報ですよね。当サイトでは常に最新情報をもとに、WiMAXプロバイダの比較・ランキングをお届けしています。ぜひ一度ご覧ください!

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