徹底比較!一人暮らしには光回線とWiMAXのどちらがおすすめ?

徹底比較!一人暮らしには光回線とWiMAXのどちらがおすすめ?

どっちがおすすめ?

自宅のインターネット環境を考えた時に、光回線とWiMAXのどっちにするかで悩む方も多い様子。
 
自宅となるとどうしても固定回線である光回線をイメージしてしまいますが、WiMAXと比較すると開通工事が必要になったり、料金が高くなるなどのデメリットも。一人暮らしや引っ越しの多い方にはなおさら光回線の契約よりもWiMAXの方が何かと便利そうです。
 
そこでこのページでは、WiMAXと光回線を比較、通信速度や料金など各サービスのメリット・デメリットを解説するとともに、WiMAXよりも光回線がおすすめになるのはどんな人・利用シーンかを詳しく検証します。

どちらがおすすめ?光回線とWiMAXの違いを比較

例えば、自宅のパソコンでインターネット通信をしようと考えた時にまず必要になる通信回線の契約。自宅用の通信回線と言えば、フレッツ光などの光回線を思い浮かべる方も多いと思いますが、まずは光回線とは何かを簡単に解説するとともに、WiMAXと比較した時の違いを説明します。

ADSLは電話線を、光回線は光ファイバーを使った通信回線

現在では一般的になった光ファイバーケーブルを利用した高速通信回線が、いわゆる光回線。一昔前であれば、電話線を使用したADSLなどの通信回線が利用されていましたが、光回線の普及が進み、電話回線を使用したインターネット通信はほぼ無くなってきました。

光回線の代表格は「NTTフレッツ光」

フレッツ光NTT東日本やNTT西日本が提供する光回線サービスがフレッツ光。NTTが敷設・管理している光回線を利用し、NTTが提供するインターネット接続サービスです。日本全国で(光コラボレーションも含め)2,000万件以上の契約があり、最も普及している光回線サービスです。

光コラボレーション(光コラボ)の種類

全国で普及するNTTのフレッツ光回線ですが、さらに利用者を増やそうと2015年からNTTは光回線の卸売りを開始ました。回線はNTTのフレッツ光回線ですが、さまざまな事業者がこの回線を利用してインターネット接続サービスを提供できるようにしたのです。現在では非常に多くの種類の光コラボサービスが提供されています。

ドコモ光・ソフトバンク光など多様なコラボサービス

光コラボ
さまざまな事業者が光コラボによるサービスを提供

NTT以外の事業者でもフレッツ光回線を利用したインターネット接続サービスを提供できるようになり、例えばNTT docomoやSoftbankなどの携帯電話会社が、自社の顧客向けに自宅用の光通信サービスを提供しています。それが「ドコモ光」や「ソフトバンク光」といった光コラボと呼ばれるサービス。
 
利用者からすると、NTT docomoやSoftbankなどすでに携帯電話やスマホで契約がある事業者と自宅のインターネット回線契約も1本化できるほか、NTTからすれば自社で顧客を開拓しなくても光コラボ事業者が自ら利用者を増やしてくれる点が、光コラボのメリット。

光回線利用者数が急増しているのは、この光コラボの影響が大きいと考えられています。

NTT以外の回線事業者~KDDIのauひかりやケイ・オプティコムのeo

NTTと比較すると普及規模が小さいものの、独自に光回線サービスを提供する事業者もあります。

auひかりはKDDI独自の回線を利用した通信サービス

auひかりauブランドを持つKDDIグループが提供する光回線サービスが「auひかり」。もともと東京電力が敷設していた光ファイバー網をKDDIが取得し、KDDIが独自に提供する光回線サービスです。ドコモ光やソフトバンク光とは異なり、NTTのフレッツ光を利用したサービスではない点が大きな違い。

ケイ・オプティコムによるeo(イオ)光

ケイ・オプティコムという会社が独自の光ファイバー網を使って提供しているサービスが「eo光」で、主に関西地方を中心に提供されている光通信サービスです。

光回線とWiMAXの比較で最大の違いは有線か無線WiFiか

WiMAXこのように普及の進む光回線を使ったインターネット通信ですが、原理は光ファイバーケーブルを利用した通信。これと比較して、WiMAXの大きな違いは無線通信であること。WiMAX専用の基地局が日本全国に展開しており、基地局間の通信はすべて無線で行われています。
 
またWiMAXのルーターと基地局の間の通信も無線、手元のパソコンやスマホとルーターとの接続も基本的にWiFiやBluetoothと、すべて無線通信で成立している点がWiMAXと光回線の大きな違いです。裏を返せば無線であることがWiMAXの強みでもあり、デメリットにもなります。

“どこでも持ち運べるインターネット”がWiMAXのメリット

WiMAXのような無線通信のメリットは小型のルーター端末さえ持ち歩けば、いつでもどこでもインターネット接続ができる点。WiMAX2+対応基地局は日本全国で3万局以上あり、WiMAXの対応エリアは全国に拡大中です。WiMAX基地局の電波をルーター端末で受信できれば、どこでもインターネットが可能になるため、外出先でもインターネットを活用したい方にとって大きなメリット。

光回線をWiFi接続で利用するには無線LANルーターが必要

比較して光回線は、原則として自宅で利用するための“固定回線”であり、自宅外でのインターネット通信に利用することはできません。またLANケーブルを使った有線接続が原則となり、自宅でのインターネット利用もLANケーブルが届く範囲内に限られるほか、スマホやタブレット端末などには接続できません。
  
無線WiFi接続でインターネットを利用する場合は別途無線LANルーターの購入・設置が必要で、その分WiMAXと比較すると自宅のインターネット環境を整備するのに手間や時間がかかります。

WiMAXと比較して通信の安定性は光回線の強み

逆に、固定・有線回線である光回線は無線通信のWiMAXと比較すると通信状態が安定しやすいと言えます。無線通信の場合は、間にある建物や地形により電波の送受信などの通信が安定しにくいことも考えられます。これと比較すると専用の光ファイバーケーブルを使った光回線の通信は基本的に常に同じ状態が維持され、その点で安定したインターネット接続が可能と言えそうです。

通信速度はどちらが上?

光回線の理論上の通信速度は1Gbpsと、超高速通信が可能な点は光回線の強み。一方でWiMAXの通信速度も年々向上、2017年には下り最大速度が708Mbpsになるなど光回線の速度に近づいています。つまり光回線とWiMAXで通信速度の差は小さくなりつつあるのです。
 
ただし実際のインターネット利用は理論値通りとはいきません。光回線でもマンションなどの集合住宅では複数の家庭で回線を共有している場合もあり、混雑状況により速度が低下します。WiMAXも無線通信のため、利用エリアによって想定の通信速度にならないケースも。

どちらも通信速度についてはインターネットの利用状況・利用環境に大きく影響されると言えそうです。

WiMAXと光回線~マンションでの一人暮らし向きなのはどっち?

ここからはマンションでの一人暮らしを想定し、主に自宅のインターネット通信は光回線が良いのか、WiMAXが良いのか、料金や使い勝手の面からおすすめがどっちかを検証していきます。

安い月額料金と持ち運びできる点はWiMAXの最大メリット

光回線と比較した時のWiMAXの最大のメリットは、安い月額料金と持ち運びができる点。一般的に光回線契約の利用料金は月額4,000円~6,000円になるのと比較して、WiMAXのギガ放題プランは月額3,000円台で利用可能と費用面のメリットが大きそう。
 
また光回線と違って回線工事が不要で、専用のルーター端末があればインターネット通信が可能という手軽さもWiMAXの利点。すぐに利用を開始したい、外出先でも高速インターネットを利用したい場合は、WiMAXの方がおすすめと言えそうです。

スマホのLTE通信を上回る下り最大速度708MbpsがWiMAXの特徴

W05ルーター
下り最速708Mbpsに対応!WiMAXのW05ルーター

外出先ではスマホのインターネットやテザリングで十分という方に知っていただきたいのが、WiMAXの通信速度とコスパの良さ。一般的なLTE回線の通信速度は下り最大で150Mbps前後と、WiMAXの下り最大708Mbpsと比較するのが遅いというのが実状。
 
さらに外出先での通信量が多い場合、スマホの契約プランを大容量プランに変更するよりも、使い放題であるWiMAXのギガ放題プランを追加契約した方が通信費節約に繋がることも。外出先でのデータ通信量によっては、スマホとWiMAXの2台持ち・併用がおすすめなのです。

自宅用であればホームルーター端末が固定回線の代替に

HOME L01s
据え置き型のホームルーター端末「HOME L01s」

インターネット利用は主に自宅のみ、という方にはWiMAXのホームルーター端末もおすすめ。持ち運び可能なモバイルルーターとは違い、自宅利用を想定した据え置き型のWiMAXルーター端末で、コンセントがあればすぐに使える手軽さが特徴。
 
月額料金も固定回線契約と比較して安くなるため、自宅用の固定回線をできるだけ安くしたい方への代替策となるのがWiMAXのホームルーター端末です。

引越しの多い方には工事不要ですぐに使えるWiMAXが有利

WiMAXのメリットはどこにでも持ち運べる点ですが、これは引越しの多い方にとっても有利なポイント。光回線を利用する場合、引越しの度に契約手続きや回線工事が必要となり、手間も費用もかさみます。WiMAXのルーターであれば契約変更も不要で、そのまま引越し先でもすぐに使える点が魅力です。

WiMAXのデメリットである速度制限と対応エリアに注意

光回線と比較した時のWiMAXのデメリットは速度制限と対応エリア。月間の通信量上限の無いギガ放題プランでも、3日間で10GBまでという通信量制限があり、これを超過すると速度が約1Mbpsまで低速化する通信制限が発生します。通常のWEBサイトのブラウジングや中画質の動画視聴であれば3日間で10GBまでの通信量になることはまず無いと思いますが、オンラインゲームや高画質で長時間の動画視聴を行う方は速度制限にかかる恐れもあります。
 
また大都市部ではすでにWiMAXのエリアカバー率は人口の99%以上ですが、地方においてはつながりにくくWiMAXが圏外のエリアも。特に地方ではWiMAXと比較してNTTのフレッツ光の対応エリアが広いため、その点はWiMAXのデメリットと言えそうです。

自宅でオンラインゲーム・高画質動画視聴をするなら光回線か

WiMAXの速度制限を考えると、特に通信量が多く、安定した通信が必要な方にはどちらかと言えば光回線がおすすめと言えそうです。
 
例えば、一瞬でも通信が途切れることを避けたいオンラインゲームや、長時間かつ高画質で動画視聴をしたい方、また自宅で仕事をしていて容量の大きなファイルのアップロードやダウンロードを頻繁に行う方には光回線が良さそうです。

マンションの共用回線ではWiMAXより通信スピードが遅い場合も

とは言え、マンションなどの集合住宅では光回線でも利用環境によってはインターネット通信が安定しないケースもあります。この場合、無線通信でもWiMAXの方が通信スピードが速く、安定して接続可能ということも。インターネットの利用時間帯によっても変わるため、マンションの光回線であれば常にWiMAXよりも快適とは言い切れません。

自宅は光・外出先はWiMAXと両方の併用が理想

予算さえ許せば、自宅のインターネット通信用に光回線を契約、また外出先でも利用できるようにWiMAXも契約するという、両方の併用が理想。自宅でも、光回線が低速な時にはWiMAXのルーターを利用可能ですし、WiMAXで速度制限がかかりそうであれば光回線を利用可能と、2つの通信回線を使える状態であればインターネットで困る事態にはならなさそうです。

WiMAXプロバイダには光コラボを提供する事業者も

WiMAXのプロバイダの中には光回線サービスも同時に提供している事業者もあります。両方の併用によるお得なセット価格などはありませんが、契約を1本化できるなどのメリットはありそうです。

So-net

So-netはWiMAXプロバイダサービス以外にも、NTTの光ファイバー回線を利用した「So-net光コラボレーション」サービスや、ソニーネットワークコミュニケーションズによる下り最大2Gbpsの超高速光回線サービス「NURO」を取り扱っています。

ニフティ~@NiftyでんきやNifmoとのセット割引も

NTTの光ファイバー回線を利用した「@nifty光」は、おなじくNiftyが提供する「@Niftyでんき」や格安スマホ・格安SIMサービス「Nifmo」と同時に加入することで、お得なセット割引を提供しています。

ビッグローブ~BIGLOBEモバイルとのセット割引も

BIGLOBEも同様の「ビッグローブ光」という光通信のプロバイダサービスを提供しているほか、「BIGLOBEモバイル」とのセット割引も提供しています。

結論:最終的にはどちらがおすすめ?!

主に自宅のインターネット環境を、光回線を契約するか、WiMAXを契約するか、どちらにするか悩まれている方へのおすすめは以下の通りです。

WiMAXよりも光回線をおすすめしたい方は限定的

以下のいずれかに当てはまる方には、通信状態が比較的安定していて容量制限の無い光回線がおすすめです。
1.WiMAXの対象エリア外
2.自宅インターネットの利用目的が、高画質動画の長時間視聴や瞬断も避けたいオンラインゲームの利用

一般的にはWiMAX・ギガ放題プランの契約がおすすめ

対応エリアが急速に拡大、通信速度も年々向上しており、光回線と遜色がなくなってきているWiMAXの方が、多くの方にとっておすすめになると思います。上記の2点に当てはまらない方は、料金が安く、契約後すぐに利用開始できるWiMAXが、自宅でも外出先でも利用可能なインターネット接続サービスとしておすすめです。
 
またWiMAXを契約するのであれば、契約者の8割以上が加入している月間通信量に制限の無いギガ放題プランがおすすめ。料金が最安のプロバイダで契約すれば、月額3,000円台で利用可能です。

光回線よりもお得な料金で利用できるWiMAXですが、契約にあたっては20社以上のWiMAXプロバイダの料金やキャンペーン内容の比較が重要です。ギガ放題プランの月額利用料金もプロバイダにより異なります。

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